「老人週間」というのをご存知でしょうか。最近ではシルバーウィークなどと呼ばれてご存知の方もも増えてきたようです。この期間は老人にとっても家族にとってもお得な期間になっています。そこで、「老人週間のお得情報や現在の保険料の制度」「老人健康保険制度」や、自宅でできる「健康体操」についてまとめてみました。
老人週間とは
老人週間は、9月15日~9月21日です。
9月15日は「老人の日」です。その「老人の日」から始まる一週間を「老人週間」として定められています。
実は「老人の日」と「老人週間」には2つの目的があるんです。
1 国民に老人の福祉への関心を深める
2 老人が自ら生活の向上に努める意欲を促す
実に、すばらしい目的ですよね。
ただ、とかく目的というものは、立派な文字だけが空回りしがちです。
だからこそ、本当の意味で高齢者の方達とふれあったり、高齢に関係なく生きがいや楽しみを見つけることで、もっと素晴らしい老人週間になるような気がします。
さて「老人週間」の期間中には、全国各地で様々なイベントが行われます。遊園地や水族館などの娯楽施設が入場料無料になるところも多くあります。ご夫婦、もしくは家族で出かけると楽しいですし、有効に活用されてはいかがでしょうか?、良い運動になります。また、老人週間のイベントなどがきっかけになって新しい楽しみを発見できたりもします。
老人健康保険制度
老人健康保健制度は、平成20年3月までは「老人健康保険」という制度でしたが、同年4月からは「後期高齢者医療保険制度」に生まれ変わりました。
では、何が変わったのでしょうか。
平成20年3月までの 「老人健康保険制度」とは、
対象者:75歳以上(一定の障がいがある65歳以上)の人。
加入する制度:国民健康保険や健康保険組合など医療保険制度に加入しながら、老人健康保険制度で医療が受けられます。
保険料:加入している医療保険の保険料を負担します。
自己負担割合:1割程度
平成20年4月からの「後期高齢者医療制度」とは、
対象者:老人健康保険制度と同じ。
加入する制度:これまで加入していた医療保険を離れ、後期高齢者医療制度に加入し医療を受けられます。
保険料:後期高齢者医療制度の対象となる人全員が、新制度の保険料を負担します。
自己負担割合:老人健康保険制度と同じ。
平成26年~平成27年度の平均保険料は、全国で月額5,688円でした。とは言っても地域によって保険料は異なってくるので、保険料が高くなってしまう県もあります。この制度が施行されてしまった以上文句を言っても仕方がないのですが、この制度になってからちょっと計算等が複雑になってしまったので「本当に保険料が安くなっているのか?」と疑問に感じている方は多いようです。
老人でも無理なくできる健康体操
「健康維持のために運動をしなければ」と感じている高齢の方が多いと思います。しかし「長時間の運動は厳しい」、「外に出るのは大変」と感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな方でも簡単に、しかも自宅で運動できるのが健康体操です。自宅でできれば移動する手間も省けますし、無理する必要もありません。
まとめ
自宅で健康体操を行う場合、インターネット環境があるととても便利です。高齢者の方だけではネットを使いこなすにはむずかしい場合があります。できるだけ家族の方が援助してあげながら新しいことにチャレンジしていく気持ちを持つことが大切ですね。