「あれ?変だ」
いつものように、起きて朝食の支度をしながら振る向くたびに、クラッとする。
でも、夕べは6時間くらい寝たし、お酒も飲んでいない。
歩けないほどではないけど、振り向くたびにクラッとする。
「う~ん。なんだコレ。気色悪い・・・」さて、これはどうしたことだ・・・?
今までこんな症状は経験したことがなかっただけに、ちょっと心配になり調べてみることに・・・
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めまいにも色々な症状と原因がある
とりあえず、「めまい」で検索してみることに・・。
すると、メニエール病とか突発性難聴とか、若年性更年期障害・・・等々。
でるわ、でるわ。(;^_^A
メニエール病の症状と原因
症状:日常生活に支障をきたすほどの回転を感じるめまいや、耳鳴りを感じる病気
原因:内リンパ水腫(ストレス・睡眠不足・疲労・気圧の変化・神経質な性格)
突発性難聴の症状と原因
症状:突然、耳の聞こえが悪くなり、耳鳴りやめまいなどを伴う病気
原因:血流障害、ウイルス感染、ストレスや過労、睡眠不足等々、原因不明
若年性更年期障害と原因
症状:20~30代の若い女性に起きる更年期障害のような症状の病気
原因:過度なダイエットやストレスによる月経不順からのホルモンバランスの崩れ
う~ん・・・。どれにも私の病状に当てはまるような気がしない。
「なに~!」Σ(・□・;)
放置しておくと、悪化する可能性があるという文章が気になる・・・(((-_-;)ウ~ン
不意に感じるクラッとする深いな症状はイヤだ。熱もないし、吐き気もないけど、意識すればするほど「何だコレ?」と思うようになってきました。
めまいを自分なりに分析してみた
「眠りが浅いのかな~?」とか「メガネの度が合わなくなってきたのかな~?」と思いつく限りをノートに書きだすことに。
・メガネの度:メガネショップで診断。OK
・仕事のストレス:ほぼ無し。OK
・若年性更年期の疑い:軽いめまい以外には症状無し。OK
・突発性難聴:耳に違和感無し。OK
・脳の障害:吐き気とかの症状がないので多分大丈夫。
と、ノートに色々書いてみましたが、悩んでいても仕方ないので、行きつけの整骨院で診察してもらうことに。
やっぱり素人判断は危険ですからね~。(^_^;)
なぜ整骨院に行くことにしたのか
以前、今回のクラッとした症状ではないけど、似た感じの症状が出た時、総合病院の内科を受診したことがあるんですよね~。
その時に、「自律神経失調症ですね」とザックリいわれ、抗不安薬とかもらったんだけど、処方された薬が合わなくて気持ち悪くなってやめっちゃった苦い過去があるんです。
そんな理由もあって今回は体の仕組みを知っている整骨院の先生に診てもらうことに。
2.風邪など感染する菌が少ない(偏見)
3.薬を処方されない
4.料金が決まっている
5.マッサージも兼ねているので普通に気持ちいい
6.体を触診して原因を推測してもらえる
あくまでも私の判断基準です。 (笑)
でも、あながち間違いではありませんでした。
混みあった総合病院の内科に行くよりも、気心しれた先生のいる整骨院の方が待ち時間も短いし、私の症状に合った適切な診断や治療をしてもらえるたからです。
それに、病院ではないので薬を処方されることもありません。
だから過去、薬にイヤな思い出がある私にとって安心でしたし、実際、不快な状態を相談し、触診してもらうことで原因や治癒に向けてのアドバイスがもらえました。
整骨院でわかった驚きの事実
整骨院では、いつもの60分コース(3400円)をお願いして、問診票に、相談したい部位と相談したいことを書いて提出して施術開始。
「あだちよさん、こちらへ」と受付の方に案内された低周波治療器は夢心地のように気持ちいい。思わず眠ってしまいそうになる。
低周波治療が終わり、先生のいるマッサージ台へ移動。
(( ゴリッ!
「ゲッ!痛い!」((( ゚Д゚)
いつものようにマッサージしてもらっていたんですが、突然の激痛に思わず大きな声を出してしまった私。涙
先生は、激痛の周りを優しくほぐすようにマッサージをしながら、
頸筋症候群とは
頸筋症候群って聞き慣れない病名ですよね。
まず、私は「頸」を「くび」って読めませんでしたから。(笑)
原因不明の不快な症状(頭痛、めまい、慢性疲労、うつ、イライラ、動悸、不眠)は、不定愁訴(ふていしゅうそ)と呼ばれ、病院では精密検査をしても原因が特定できず、上っ面の治療しかできず根本的な治療ができないものだそうです。その中のひとつが、頸筋症候群で、「首こりによる副交感神経の異常」とも呼ばれ、最近ではスマホやパソコン作業の多い人に「首こり病」をまとめてこう呼ばれるようになったそうです。
先生曰く、首には、たくさんの神経回路が集まっているので、長時間同じ姿勢で作業したり、夢中でスマホを見ていたり(特に下を向いて)していると、首に大きな負荷がかかるそうです。
人間の頭の重量って、体重の約10%もあるそうです。
私の体重は、47㎏ですから、頭は約4.7㎏。ということは、首で5㎏のお米をいつも支えていているってことなんです。
平気な人もいるかもしれませんが、私の場合、負荷がかかりすぎて、どっかの神経を圧迫するみたいで、不意のクラッ(めまい)が起きるそうです。
なるほど~。
その日は、ゆっくり患部をほぐしながら全身マッサージもしてもらって帰宅しました。
頸筋症候群改善するためにやったこと
頸筋症候群改善のために先生に言われたことは5つ
2.1時間に1回休憩をとってストレッチをすること
3.できるだけ下向きでスマホはしないこと
4.バランスのとれた食事をすること
5.質の良い睡眠を心掛けること
もちろん、全部を完璧にやるのは無理ですが、定期的に整骨院に通いながら、自分で出来ることからやってみました。
1.体を冷やさない(特に首の後ろ)
もともと冷房は嫌いなので、部屋が寒いということはなかったんですが、首の後ろは盲点でした。そこで、スカーフを巻いたり、ホット首ストレッチャーを買って血行を良くして冷えないようにしました。
※今回、何気に購入したホット首ストレッチャーは、驚きの優れものでした。(^-^)v
2.一時間に1回休憩をとってストレッチをする
夢中で作業をしていると、ついつい「これが終わってから」とか「キリのいいところまで」とか思ってズルズル作業していたので、スマホで1時間タイマーをセットして、タイマーがなったら強制的に「休憩タイム」にして、暖かい飲み物を飲んでリラックスしたり、手のツボのマッサージや肩の上げ下ろし運動をしたりしました。
3.できるだけ下向きでスマホはしない
今までは、かなり変な態勢でも「見たい」という気持ちが強く「イタタタ」ってことが多かったんですが、まず、スマホを見る時間を減らすことにしました。
SNSも時間を決めてチェックすればいいし、急ぎの用件なら「電話がかかってくる」と割り切ることにしました。
SNSやメールは、チェックし出すと頻繁に見てしまうし、関連して興味のある情報も無限ループのように見てしまいますからね。(;^_^A
さらに、スマホを見る時は猫背になるほど下を向くような見方をせず、できるだけ机に置いて見たり、壁や椅子の背もたれに、ちゃんと背中をつけて見るようにしました。
4.バランスのとれた食事をする
一人暮らしで料理下手な私にとって、バランスのとれた食事をするのはむずかしいと判断した私は、最初から完璧主義を目指すのではなく、外食を控えたり、野菜と大豆とタンパク質を意識的に摂るようにしました。
野菜といってもサラダではなく、温野菜。
小さなサツマイモをトースターで15分くらい焼いて焼き芋を作ったり、水菜やキャベツなどを鶏肉や豚肉と塩コショウ炒めたり、週に1~3度、納豆や豆腐を食べたり、めっちゃ簡単な食事ですが「意識」して食事をするようにしました。
5.質の良い睡眠を心掛ける
ただ、寝るだけでなく「質の良い睡眠」というのが大事。
もともと適当なクッションを枕代わりに使っていたので、ちゃんとした枕を買ってみました。
すると、5回通院したあたりから、突然やってくる不快なクルッを感じなくなっていました。
ビックリ!です。
もちろん、その間、整骨院以外の病院にも通っていませんし、薬も飲んでいません。
先生曰く、
と教えて下さいました。
まとめ
今思えば、頸筋症候群は、体からのSOSだったんだということがよくわかります。
「もう少し、もう少し」と自分をごまかしながらスマホを見ていたり、同じ態勢と知りつつ休憩を入れずにぶっ通しでパソコン作業をしたり、おなかに入ればいいといった食事を時々していたり・・・。(´д`)ヤレヤレ
あらためで書くと、軽度のめまい程度の症状で気づかせてもらったことに感謝です。
もし、読者さんの中にも「なんとも言えない不快な症状」を感じていらっしゃるのなら、体からのSOSと受け止め改善されることをオススメします。
あなたの毎日が健やかでありますように。ありがとうございました。