幼いころから、お彼岸の頃になると家族でお墓参りに行くのが習慣になっている方もいらっしゃると思います。しかし、「お彼岸」という言葉は知っていても「彼岸の入りはいつから?」と聞かれると、正確に答えれる方は少ないかもしれません。
さらに、お彼岸に手土産は持っていくべきなのか否か。また、持っていくとしたら何を持っていけばいいのか悩む方も多いはず。そんな方のために「彼岸入りはいつなのか」「お彼岸に持って行って喜ばれる手土産とは」「のし紙の書き方」の三点についてわかりやすくまとめてみました。
2016年 秋の彼岸入りは?
1年の間にお彼岸は春と秋の2回あります。
日付は毎年異なりますが、例年、秋分の日の前後3日間をお彼岸と呼びます。
2016年の秋のお彼岸は、
・彼岸入り:9月19日
・中日:9月22日(秋分の日)
・彼岸明け:9月25日
ですので、2016年の秋のお彼岸は9月19日~9月25日の間になりますね。
お彼岸に喜ばれる手土産とは
お墓参りなどで、帰省する時の悩んでしまうのが手土産ですよね。
そもそも持って行くべきなのか、持って行かなくても良いのかさえ、考えてしまうものです。
お彼岸の時期に親戚が集まる予定になっているのなら、やはり手土産は持って行った方が喜ばれます。あらたまった進物でなくても、手軽に購入できるものでもかまいませんし、値段も高価である必要などありません。
一般的に小分けになっているお菓子などを持っていくとみんなで分けやすいですし保管もしやすいです。
また、お彼岸の定番和菓子とし「おはぎ」を持って行っても喜ばれるでしょう。手作りでもいいですし、最近はスーパーなどでも1個から販売していますのでお求めやすいですね。他にもフルーツセットやゼリーなどのセットも手軽に用意できて喜ばれる手土産です。
お彼岸の手土産に付けるのし紙の書き方
親戚の家にお供え物を持って伺う際、お供え物にのし紙を添えます。
お彼岸の時に使うのし紙は、黒白、双銀、黄白などの水引を使用します。関東では黒白の水引を、関西では黄白の水引を使用するのが一般的です。
のし紙の上段には「御供」と書き、のし紙の下段には自分の名前を書きます。
(連名で書く場合は、向かって右側から目上の人の名前を書くようにしましょう)
まとめ
秋の彼岸入りについて、簡単まとめてみました。いかがでしたか?ちなみに、春の彼岸入りも数え方は一緒です。春分の日から前後3日がお彼岸となります。
そうやって考えると、お彼岸入りは意外と簡単に知ることができますね。また手土産を何にしようか悩んでいる方も、普通のお菓子やフルーツセットなど喜ばれる物のもおわかり頂けたと思います。「毎年同じもので失礼じゃないかな?」とあまり心配する必要はありません。あなたが、お彼岸に手土産を持ってお墓参りに来てくれるだけで気持ちは伝わっているし、元気な顔が揃うだけで嬉しいものです。