七五三は、子供の成長をお祝いする大切な行事のひとつです。しかし、大切な七五三の日に、子供たちが不機嫌になってしまうことも少なくありません。
もし、主役の子供が不機嫌になってしまったら、せっかくの七五三も台無しになってしまいますね。そこで、七五三で子供が不機嫌になってしまう3つの原因とその解決方法をまとめてみました。
着物の着付けで不機嫌
子供は着物の着付けで、なぜ不機嫌になってしまうのでしょうか?
実は、子供たちは普段着慣れない着物を着ることに苦しさを感じたり、ヘアーアレンジなどで髪をガチガチに固められたり、履きづらい草履によって動きづらさを感じたり・・・。
どんどん自由が奪われイライラしてくるんですね。さらに、慣れない草履や着物で歩きまわることで疲れも重なり、始めは楽しんでいたものの段々嫌になって不機嫌になってしまうことが多いのです。子供たちを不機嫌にさせないために、ちょっとした知恵をお教えします。
それは七五三で履く草履のサイズを普段はいている靴の大きさよりも1,2センチ大きいものにしてあげることです。(あくまでも1,2センチ以内です。それ以上は大きすぎて脱げやすくなり逆効果になってしまいます)そうすることによって若干ではありますが履きづらさか緩和されます。
神社で不機嫌
神社で祈祷されている時に不機嫌になってしまうお子さんも多いものです。
着慣れない着物や草履を履いていることによる疲れが徐々に溜まってきているからです。不慣れな着物で神社を歩くのは大人が想像する以上に、子供たちは体力が奪われています。しかしこれもちょっとした知恵で乗り切ることができます。
着物は脱ぐわけにはいかないかもしれませんが、帯を少し緩めてあげたり、移動時間の間だけでも普段はいている靴や楽なサンダルを履かせたり、車内で裸足にさせるなどしてストレスを減らすよう心がけてあげて下さい。
写真で不機嫌
写真を撮るとき疲れが溜まっていたり、移動中の車内で寝てしまった場合、寝起きのため子供たちが不機嫌になってしまうことも多いものです。
せっかくの七五三なのに子供たちの笑顔の写真が取れないのは、実にもったいないものです。では、写真を撮る時、お子さんが不機嫌にならないようにする為に「七五三の写真を前撮り」をオススメします。七五三の当日とは別の日に写真を撮ってしまえば、普段の可愛いくて元気な、明るい表情の写真を撮ることができます。七五三の参拝日と記念撮影の日を別にするのは「手間がかかる」と思われるかもしれませんが、子供たちの機嫌を損ねないために、ひと手間をかけることを惜しまないようにしましょうね。
まとめ
子供たちが不機嫌になってしまう原因を見てみると、共通して「子供たちに疲れが溜まっている」ということでした。晴れ着を着た子供たちは緊張しています。そんな子供たちに親はついつい「いい子にしていなさい」とか「ジッとして」とか「汚れるからダメ」と言った命令口調も子供たちを不機嫌にしてしまいます。
あまりガミガミいうのではなく子供たちに楽しく接するよう心掛けることも大切です。子供たちの成長を祝う七五三です家族そろって笑顔でお祝いしたいものですね。