最近では地震が全国各地で起こり、災害への備えの意識が高まりつつある状況中、非常食をしっかりと蓄えておくことは、大きな地震に万が一遭った時や避難生活を余技されなくなった時に大切なものとなってきます。非常食といってもたくさんあるので何を用意すればいいのか、どのように保管すればいいのか分からない方もいらっしゃるかもしれません。そこでおすすめの非常食とその保管方法をまとめてみました。
自分でも用意できる非常食
非常時に贅沢することは難しいですが、やはり食事はおいしいものを食べたくなります。最近では非常食も種類が増えてきて、スーパーやネット通販でも買えるようになってきました。非常食と言えば乾パンを思い浮かべる人も多いと思いますが、乾パンというと味気のない感じがします。しかし最近では非常食のパンも進化していてふわっとしたおいしいパンを食べることもできるようになってきました。
また、アルファ米というのも用意しておくと非常食といえども美味しく食べることができます。お湯を注げばまるで炊き立てのようなご飯を食べることができますし、水でも食べることができます。季節や好みに合わせて食べられるのはうれしいものです。
災害時のおすすめ非常食
種類もたくさんある非常食で何を用意すればいいのか、おすすめを理由と一緒に紹介していきます。
・お粥 お湯を注ぐだけで簡単に食べられるし、寒い時期には温かいものが食べたくなるものです。お粥があれば身体は温まります。また高齢の方にも食べやすいものなのでぜひストックしておくといいですね。
・野菜ジュース 避難生活になると、食べられるものはある程度限られてしまいます。そのため栄養も偏ってしまうことがあるかもしれません。そこで役に立つのが野菜ジュースです。これがあればビタミンを摂取することができるので健康管理に良いでしょう。
・缶ドロップ 時には甘いものが食べたくなる時もあるでしょう。そんな時に持っていると助かるのが缶ドロップです。糖分を取ることができて、ストレスや疲れを減らす役目も果たしてくれるでしょう。避難生活では疲れは溜まるものです。家に帰れないというストレスも募るかもしれません。甘い非常食はあった方がメンタル面で助けになりますね。
非常食の保管方法
非常食を備えておいても以外に困るのが保管方法です。気づいたら賞味期限が迫っていたなんて経験をされた方も多いのではないでしょうか。そんな状態にならないためにも役立つのは「ローリングストック法」というやり方です。これは非常食を買って押し入れなどに入れたままにするのではなく、月に1,2回日にちを決めて、その日は非常食を食べるというものです。それで非常食が足りなくなったら買い足す方法です。このように非常食を日常的に食べることによって、非常食への意識を高めることができ、賞味期限が切れてしまうということも避けられます。
まとめ
災害への備えの意識は高まってはいるものの、時が経つとその意識も減ってきてしまうものです。ここで紹介した非常食の保管方法は、定期的に非常食について意識するため実践すれば効果的なものになるはずです。災害時に役立つものを準備しているかは、普段の生活から定期的に災害時の意識をしているかどうかが大きく関わってくるのかもしれません。