オレオレ詐欺や、還付金詐欺のニュースを聞くたびに「なんで、こんなに注意されているのに引っかかるんだろう?」って、
人ごとのように思っていました。そんなに簡単にだまされるはずがないって、思いあがっていたんですね。
まさか、そんな私が詐欺に引っかかりそうになるなんて・・・
Contents
いつものように、夕方、メールボックスをチェックしていると・・・
こんなタイトルのメールが届いていました。
タイトル「お使いのApple ID(●●●@yahoo.co.jp) がロッ」
「えっ?Appleからメール?」と思い、開封。
あとから思えば、変なところでタイトル切れてるし、
Fromも「Appleチーム」だし、アドレスも「no_reply@apple.com」だから、
おかしい~ってわかるのに、まんまと気づきませんでした。
みなさ~ん!
これ、ニセApple社からのメールですから、
応答してはいけませんよ!
↓ ↓ ↓
その、ニセApple社からのメールには、下記のように書かれていました。
「なぁ~に!!」
メール文最後の「アカウントロック」の言葉に不安を感じ、
文章の怪しさが、私の頭から、かき消されてしまったんです。
そして、思わず「マイアカウント確認 >」のリンクをクリックして、
自分のマイアカウント情報を入力してしまったんです。
ただ、マイアカウント情報を入力後、次のページに進むと、
今度はクレジット情報を入力するようになっていて、
そこで、やっと、
「・・・ん?おかしい」
さすがの私も、怪しさを感じ入力をやめ、速攻ネットを調べると、
やはり、ニセApple臭い。(汗)
でも、たった今「マイアカウント情報」を入力しまった。
・・・やばい!
すぐに、Appleに自分のアカウントでログイン後、パスワードの変更を試みましたが、
「10代の時の親友は?」とか、
「幼いころ住んでいた町は?」という
質問が表示され、その秘密の答えがわからないと、
エラーになりパスワードの変更ができないんです。
キーワードは思い出せないし、
そもそも、登録する時にキーワードを設定したかも覚えていないありさま。
時間だけが、刻々と過ぎてゆく・・・。
軽くパニック・・・
なんとか、検索し、カスタマーサービスの電話番号をGet!
自動音声が流れ、各質問に「1」「1」と入力し、オペレータの方につながりました。
理由を説明し、パスワード変更がしたい旨を伝えると、
「Apple社は、そんなメールは送らない」
そして「このアドレスは偽物」ということが判明。
「パスワードを即、変えましょう」ということになり、
スマホ片手にカスタマーサービスの方と、二人三脚の
パスワード変更がスタートしました。
① AppleIDのログインページを開く。
② AppleIDを入力する枠の4cmくらい下に書いてある
「AppleIDまたはパスワードをお忘れですか?」をクリック。
③ そこに、自分のAppleIDであるアドレスを入力し「続ける」をクリック。
④ 自分のメールボックスに
「AppleIDのパスワードをリセットする手順をお知らせします」という
メールが届くので、開封。
⑤ 文中の「今すぐリセット」をクリックする。
⑥ 新しいパスワードを2回入力して変更完了です。
パスワードは、大文字と小文字の英字と数字を入れた8文字以上でないといけません。
また、あまりにもパスワードが簡単すぎると「低」と表示されるので、
Appleカスタマーサービスの方いわく、
「高」にするために、パスワードを重複させるものテクニックだそうです。
例)パスワード(低) → Apple012345
パスワード(高) → AppleApple012345とかApple012345012345
なには、ともあれ無事にパスワードを変更することができました。
今回、はじめてAppleカスタマーサービスを利用した感想は、すばらしい!の一言でした。
パソコン操作が早くない私にも、イラつかず丁寧に導いて下さいました。
本当に感謝です。
Appleカスタマーサービス電話番号
0120-993-993 (2016年7月現在)
メールボックスに届く迷惑メールのほとんどはフィルターにかかっているはずなのに、
今回のように、フィルターをくぐり抜けて届く迷惑メールもあります。
どんなにセキュリティーを厳重にしても、きっとイタチごっこなのかもしれません。
だからこそ、最後は自分自身の目と判断が「最終フィルター」になるんだと思います。
くれぐれも、見覚えのないメールは開封しないことと、私のようにマイアカウント情報を
入力してしまわないようにしてくださいね。
この記事が、あなたのお役に立てば嬉しいです。
では。