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子供の爪噛みの治し方!怒らず遊びながら1ヶ月で治した方法

この指先は、私の娘の爪です。

今ではこんなに綺麗な爪をした娘ですが
小学校3年生の頃、爪噛みの癖 がありました。

情けない話ですが、親の私も爪を噛んでいたので「蛙の子は蛙」なのかもしれないとあきらめかけていました。

でも、私あきらめられなかったんです。

というのも、長年爪噛みをしていた私の指先の方は、いつも荒れていて、形も歪で人前に出すのが恥ずかしいほどの指先だからです。

(今でも手を見られるのは苦手です)

だから、娘には私のような辛い思いをさせたくない一心で「絶対、子供の爪噛みを治す!」と強く思い、実践から約1ヶ月で治すことに成功したんです。

\(^o^)/ヤッタ

もし、あなたも子供の爪噛み癖で悩んでいるのなら、私が娘に施した方法を参考にして頂けるかもしれません。

決して、むずかしい方法ではありませんし、体罰や言葉の暴力で叱ったり、ネチネチ注意する方法でもなければ、苦い液体を塗る方法でもありません。

きっと、親子で楽しんでやっているうちに、子供の爪噛みを治せると思います。

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爪噛みをする子供は「欲求不満」というのは嘘!

昔から爪噛みをする子供は「欲求不満」とか「親の愛情が不足」とか言われていますが、あれ、ですから。(笑)

なぜ、こんなに堂々と「嘘だ」と言えるのか?
それは、先程も話したように、私自身、子供の頃から爪噛み癖があって、かなり大人になってからやっと爪噛みを治せた経験者だからです。

子供が爪噛みをする心理を、爪噛み経験のない大人や心理カウンセラーの方達が、欲求不満とか、親の愛情不足などと定義付けしてしまったから世間一般的でも言われるようになったのかもしれませんね。

爪噛み癖の理由は、子供の性格環境によって違ってきますので「これが原因だ」なんて、本来決めつけることはできないはずなんです。

爪を噛んでいなくても欲求不満の人もいるし、爪を噛んでいなくても愛情不足を感じている人もいるわけですから、変な理屈ですよね。

私が思春期の頃、爪噛みをしていると「欲求不満か?」などとからかわれることもありました。なにせ、お年頃ですので、そんな風にからかわれると傷つきました。同様に、まわりから「愛情不足」と言われた親もたまったもんじゃなかったと思いますよ。(笑)テレビと噂話が情報源のような時代でしたから、そんな目で見られるのも、仕方なかったんですけどね。

ま、今では笑い話です。(*^_^*)

私は、当時、決して愛に飢えてはいませんでしたし、欲求不満でもありませんでした。ですが「爪を噛む」という癖があるだけで、そう思われていました。

これって「貧乏ゆすり=貧乏人」という都市伝説みたいなものなんです。

私が子供の爪噛みを治した方法

そんな幼児体験をもった私が親になり、子供(娘)の爪噛みを見た時、自分が親から受けた治し方は絶対したくない。と思ったのは当然のことです。

自分が辛かった治し方で娘の爪噛みを治したくありませんでした。実際、親が私にした治し方で治らないことは体験済でしたから(笑)

まして、女の子。
将来、私のような歪な指先にだけは絶対したくない!と心の底から思いました。

では、そんな私がやった方法とは・・・

カラフルなマニュキュアを爪に塗る方法でした。

ありきたり?
と思われそうですが、私が試した方法は、母親である私が娘の爪にマニキュアを塗って、爪噛みをしないように抑制するのではなく、娘に遊び道具としてマニュキュアを与えるというやり方でした。

まず、2〜3本のマニュキュアを購入して、娘の好きな色のマニキュアを1色だけ、右手人差し指の爪だけに、塗りました。

そして「きれいだね」「可愛いね」と言って、綺麗な色になった1本だけの爪に意識を向けさせたんです。

翌日そのままの爪で学校に登校させました。その頃、娘は小学4年生でした。

学校から帰宅した娘が「お母さん、今日学校で友達に『爪可愛いね』って言われたよ」と嬉しそうに話してくれました。

小学4年生の女の子は、可愛いものやお洒落に興味深々でしたので、毎日のように、娘の友達が2〜3人我が家に遊びに来て、プチネイルサロンごっこをして遊んでいました。

その頃は、まだダイソーなんてありませんでしたが、1本280円くらいの綺麗な色で
安価なマニュキュアを5〜6本常備しておきました。

娘はいつも友達に「Mちゃんは、いいな〜。お家にマニュキュアがあって」と言われて、ご満悦でした。(笑)

ただ、娘のお友達の親御さんの中には
「小学生がマニュキュアなんて」と不快に思われる方もいらっしゃるといけないので、除光液で落としてからお家に帰すようにはしていました。

最近のダイソーには、たくさんの種類のマニュキュアが売れています。

さらに、シールやラメなどの装飾品も充実しているので当時より安価で用意できると思いますよ。

こんな感じで、マニュキュアを爪噛み防止グッズとして使うのではなく、マニュキュア本来の可愛くなるためのアイテムとして使わせたんです。

また、友達と一緒に楽しく使わせることで、短い爪は塗りにくいし可愛くないことがわかってきて伸ばしたいと思ったみたいです。

そんな相乗効果も功を奏して約1ヶ月程で自然に娘の爪噛みは治っていきました。

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マニュキュア以外でも子供の爪噛みを治せます

とはいえ、前章で紹介したマニュキュアを使った治し方は、男の子には不向きかもしれません。

ピンクのマニュキュアに目覚めてしまう子もいるかもしれませんが。(笑)

まず、あなたのお子さんがどんな時に爪噛みをしているか、しっかり観察して下さい。
※この時、爪噛みを見つけても決して叱ってはいけません。

実は、子供が爪噛みをしている時ってこんな時が多いんです。
・夢中でテレビを観ている時


・本や漫画に集中している時

意外かもしれませんが、何かに集中している時、爪を噛んでいたりします。

そんな状態を見つけたら、優しく
「ねぇ、トランプ(カルタ)やろうか?」とか、「お料理するから手伝って」とか、
「パズルしよっか?」とか、手を使う遊びに誘ってみましょう。

男の子も低学年の間なら、お母さんの誘いに喜んで飛びついてきます。

子供が幼くても喜ぶ手遊びを書いておきますね。
・みかんの花
・アルプス一万弱
(スピード感があって出来るようになると面白がってやる手遊び)

・パズル
・塗り絵
・工作
・お料理

上記以外にも、たくさんあります。

シンプルですが、不動の人気を持つ、「ジャンケン」もオススメです。

子供の爪噛みを治す時に絶対やってはいけないこと

子供の爪噛みを治す時に絶対やってはいけないことがあります。
何気なく爪を噛むという行為を「癖」にしてしまわないために、

親が注意する「3つのポイント」をお話ししておきます。

①子供の爪噛みを見て、いきなり叱らない

子供の爪噛みを見た瞬間、まるで犯人を見つけた刑事の様に間髪入れず、
「爪、噛まない」とか「また噛んでる!」とか、キツイ口調で叱っていませんか?

これ、絶対にしちゃいけないんです。

「爪噛み=悪いこと=叱られる」って、子供に恐怖を植つけちゃうんですよ~
「叱られることを恐怖を感じるなら、爪噛みををやめるからいいじゃない」なんて思わないで下さいね。

「叱られるから治そう」と思う子供ばかりではありません。
「叱られるなら、隠れてやろう」と思ってしまう子供もいるんです。

「え!じゃあ、子供の爪噛みを見ても注意しちゃいけないの?」

と驚く親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、爪噛みという癖は、注意をすればするほど、治りにくくなる性質があるんです。

先程も言いましたが、親がしつこく注意すればするほど、親の前では噛まなくなるかもしれませんが、影で隠れて噛むようになります。

布団の中で噛んだり、見えないように、こっそり噛むようになってしまいます。
そうなってくると、爪を剥ぐようにかなり深爪をすることが多くなります。

当然、バイ菌なども入りやすくなり、腫れたり膿が出たりしてひどい場合は、

破傷風になってしまいます。そうなると、親も子も辛い思いをすることになってしまいます。

②しつこく言わない

「爪を噛むと指が曲がる」とか「ばい菌が口から入って病気になるよ」とか、

恐怖心を植え付けるようなことをしつこく言わないことです。

親がしつこく言えば言うほど、子供脳「爪噛み」という行為が記憶されてしまいます。

癖にしたくなければ、爪噛みを記憶に刻んではいけないんです。

勉強やスポーツを習得するために何度も何度も同じことを繰り返しますよね?

習得できるのは「自分から自主的に行動した時」なんです。

そこで、ちょっとだけ昔を思い出してほっしいんですが、あなたが子供の頃、親に「勉強しなさい」「宿題しなさい」としつこく言われた途端にやる気が失せた経験はありませんか?

それと同じで「爪噛みをやめなさい」と子供に言えば言うほど子供の爪噛み癖は治りにくくなってしまうんです。

ただ、どうしても言いたければ子供が愛を感じるような言葉を使いましょう。

たとえば「えらいな〜。今日爪噛んでないね」とか「お!(爪が)伸びてきたね」とか、愛のある言葉をつかえば、子供にとっても親にとっても心地いい精神状態を育みます。

③絆創膏などで隠さない

実は「絆創膏などで爪を隠す」という行為は、爪噛みを増長させます。

注意)本当に子供が爪を噛みすぎて指先から血が出ていたり、皮が剥けて痛がっていたら、迷わず貼って下さい!

この心理は、爪噛みをしない人にはわからないと思うんですが「爪噛み=爪だけを噛みたい」ではないんです。

実は、爪のちょっとしたギザギザが気になったり、ささくれの皮を引っ張りたくなったりとか(笑)。とにかく指先の引っかかるものが気になって取りたくなるんです。

だから、子供の指先に絆創膏を貼って防御したつもりでも、今度はその絆創膏が「標的」になっちゃうんです。

爪噛みを治すために貼った絆創膏が反対に指先に意識を集中させてしまうという皮肉な結果になってしまうことになるかもしれません。

また、絆創膏って取ると指の皮がふやけてブヨブヨになっています。ブヨブヨの皮なんて特に気になってさわってしまいますよ〜。(笑)

ただ、どうしても絆創膏を貼りたければ子供好きなキャラクターの絆創膏を指の1本にだけ貼ってみてください。

小学校低学年くらいまでしか通用しない方法ですが「アンパンマンが応援してるよ」とか言えば、キャラクターの力を借りて気持ちがキャラクターの方にに反れるかもしれません。

アンパンマンの絆創膏

とはいえ、衛生的に考えても頻繁に取り替えないのなら、私は絆創膏などで指先を隠さない方がいいと思います。

爪噛み防止グッズだけでは爪噛みは治らない時がある

爪噛み防止グッズとして紹介されている商品をサイトでよく見かけますが、私から言わせてもらえばこういう商品って、小さな虐待のように思います。(笑)

たとえば、こんな商品
爪噛み防止用品

上記サイト内で紹介されている、某爪噛みを抑制する液体の感想を見てみると、「口に指先が触れると、苦くて渋ーい強烈な味がします」とあります。

子供に「苦い=不快=やめる」という公式を埋め込んでやめさせるのが目的なんだと思います。

他にも「寝てる間にこっそり塗ってます」とか、書いてありますが、ある意味軽いイジメですよね。(笑)

寝てる間に、苦いものを指先に塗られ、目が覚めておやつを食べようとしたら、
「すごく苦い・・・」これって悲しくなりません?

親御さんの言い分は「ほらね。爪噛むと苦いのよ。爪噛みはやめようね」
っていう優しさのつもりかもしれませんが、子供にとってはたまったもんじゃありません。
親への不信感が芽生えなければいいな〜と心から願うばかりです。

実際、私の親は、私に爪噛みをやめさせるために10本の指先に唐辛子をこすりつけました。
(当時は、今みたいなお洒落な爪噛み防止グッズなどありませんでした)

唐辛子って、強烈なんですよ!
爪噛みをして辛いのはモチロン、唐辛子が塗ってあるのを忘れて、何気なく目なんて触ろうものなら、しばらくまぶたを開けることができないくらいの激痛と大量の涙が出ます。
例えるなら、一瞬にして親が大嫌いになるレベルです。(笑)

他にも、10本の指先すべてにお灸をされたり(激熱・火傷)、叩かれたり、今思えば「愛情」とか「躾」という名の虐待ですね。(笑)

こんな親の自分勝手な愛情行為は、子供に爪噛みをやめせる効果よりも、子供の意識の中に爪噛みを強烈に刻んでしまう可能性が高い。と忠告しておきます。

親が爪噛みをする子供をガミガミ叱ったり、ネチネチ注意をしたことは、子供の潜在意識にしっかり刻み込まれます。
子供が従順に従っているのは、親に反発しない(できない)幼い時期だけだと
知っておいた方がいいですよ。

まとめ

せっかく何とか治した爪噛み癖も、再発してしまったら元も子もありません。
そうした状況を防ぐ為にも、原因は把握しておきたいですよね。

と言うことで、最後に簡単に私の子供に爪噛み癖が出てしまった原因をご紹介しておこうと思います。

前章でもお話したように、親である私も、かなり大人になるまで爪噛みが治りませんでした。この「かなり大人になるまで」とは、小学校→中学校→高校→就職→結婚→出産→子供が成人するまでの長~い歳月のことです。

必然的に、娘はいつも側にいましたから、私の爪噛みを真似てしまったのが原因です。

もし、あなたのお子さんが、今現在、爪噛みの癖があるのなら、必ず「真似をした誰か」がいます。

それは、親であったり、兄弟や姉妹であったり、身内であったり、友達であったり、テレビの映像であったり・・・

爪噛み癖が始まる原因のひとつは誰かの真似かもしれないということを覚えておいて下さい。

子供の爪噛みを治す方法、おわかりいただけましたか?

爪噛み癖のない人にとっては「どうして治せないの?」とか「汚いじゃん」とか

「歯並びが悪くなるらしい」とか色々理解できないことばかりだと思います。

ただ、これだけは覚えておいて下さい。

親だって完璧じゃないですよね?
治したい癖だってありますよね?

禁煙だったり衝動買いだったり長電話だったり治したい癖はあるはずです。
ただ、親になると自分達の癖には寛大になってしまってるんです。

自分の子供の爪噛みを本気で治したいんなら「知恵」を絞りましょうよ。
子供が「お父さん、お母さん」と、手放しで抱きついてくれる時間は本当に短いんです。

子育ての最中は忙し過ぎて気づかないかもしれませんが、振り返ると宝石のような時間を子供と過ごしているんです。

私の拙い体験を踏まえて、娘の爪噛みを治した方法を書きました。

ほんの少しでも、あなたのお役に立てれば幸いです。

そして、宝石のような「今」を大切にして下さいね。

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あだちよ

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  • ありがとうございました。今まさに叱ってしまっていました…。間違えていたと涙が出ました。ご経験の話…昔の母親って時代がまだまだ良い子育てがどうか分からず、怖いお母さん多かったですよね…。うちも叩くのと口がすごかった………。どのサイトより納得できました!是非参考にさせていただきます!

    • お気持ちわかります。
      子供を叱ると親も心が痛くなりますよね。
      ご自分を責めないで下さい。親も子供に育ててもらってるんです。
      子供が甘えてくれる時間はとてもとても短いものです。
      是非、ご一緒に楽しい時を過ごして頂けることを願っています。
      ありがとうございました。

  • 娘4歳の爪噛みに2年近く悩んでおりました。
    下の子を妊娠中から、両手の爪全てを食べ(常に短い状態)、ひどい時には足の爪も食べました。
    下の子も1歳を過ぎてようやく私も余裕が出て、爪噛みを何とかせねばと思いあれこれ試しましたがうまくいかず、イライラするわ、子供を叱ってさらに悪循環。
    偶然こちらの記事を見つけ、実践してみたところ、1ヶ月かからずに爪噛みが止まりました。お気に入りのキャラクターを爪に描いてあげると喜んでくれます。
    本当に、ありがとうございました!

    • よかったですね〜。
      イライラする気持ちもご心配されてた気持ちもよくわかります。
      今は幼い娘さんですが、あと10年もすれば母娘でおシャレの話や恋話などできるようになります。
      本当によかったです♡(≧∇≦)

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あだちよ