こんにちは。
仏壇店で働いている あだちよ です。
お盆セール期間中、お客様から、意外とよく聞かれるのが、
「お盆の期間はいつからなの?」という質問です。
昔は、家におじいさんやおばあさんがいて、生活の中でふつうに「お盆の時期」を感じれたんですが、年長者と離れて暮らす人の多くなった現代では、「多分、8月中旬頃じゃないかなぁ~?」という曖昧な感覚になっているのではないでしょうか?
ネットは便利なんですが、確証がないので、仏壇店の店員である私に聞かれるんでしょうね。
では、具体的に今年のお盆の期間はいつなのか?
また、お盆の入りは、いつからなのか、3分でわかるように、今年のカレンダーを使って、わかりやすくお伝えしたいと思います。
Contents
地域によって「お盆を7月に行う地域」と「お盆を8月に行う地域」があります。
現在、「東京」の一部の地域と「熊本県」の一部の地域で7月にお盆が行われています。
もし、あなたのお住まいの地域(ご親戚の地域)が、7月盆なのか、8月盆なのかわからない場合は、ご近所の方や、近くのお寺などで「この地域のお盆は7月ですか?8月ですか?」とお聞きになれば、教えて頂けると思います。
7月にお盆を行う地域が、東京にあります。
東京に本家があったり、親戚がいらっしゃる場合、お盆の期間を前もって先方に確認しておかれるといいと思います。
初盆を迎えられる新仏様がいらっしゃる場合、親戚の方が提灯を送る風習が日本にはあります。
7月盆を行われるご家庭に盆提灯を送る場合、7月13日には、お盆が始まりますから、遅くても6月中旬~7月上旬頃までには、お届けするようにしましょう。
但し、先方(お届け先)の都合もありますので、一方的に送るのではなく、確認してから送るようにしましょう。
7月盆のご家庭に、7月13日以降に盆提灯を送ることにないようにしましょうね。
もちろん「親戚が盆提灯を送る」ということは、法律で決まっているわけでもありませんし、義務でもありませんが、盆提灯には新仏さんがお盆に帰ってくる時に、迷わないように「ここだよ~」と灯を灯してお迎えするという意味があります。
つまり、親戚の方が盆提灯を送るのは「新仏さん」がいらっしゃる年だけなのです。
新仏さんがない年は、ご自宅にある既存の提灯を灯してご先祖様をお迎えします。
昔は、お盆になると親戚や家族でお墓参りをして、提灯に火を灯し、新仏さんやご先祖さまをお連れして自宅に戻り、お盆を一緒に楽しく過ごしたとも言われています。
今年の7月盆の期間は、7月13日(迎え火)~ 7月16日(送り火)までです。
(下記カレンダー参照)
全国的に多いのが、8月盆です。
各企業や会社が夏季長期連休を設けているのもこの時期ですね。
また、毎年、8月16日に行われる京都五山の送り火など、有名ですね。
初盆を迎えられる新仏様がいらっしゃる場合、親戚の方が提灯を送る風習が日本にはあります。
8月盆を行われるご家庭に盆提灯を送る場合、8月13日には、お盆が始まりますから、遅くても7月中旬~8月上旬頃までには、お届けするようにしましょう。
但し、先方(お届け先)の都合もありますので、一方的に送るのではなく、確認してから送るようにしましょう。
8月盆のご家庭に、8月13日以降に、盆提灯を送ることにないようにしましょうね。
もちろん「親戚が盆提灯を送る」ということは、法律で決まっているわけでもありませんし、義務でもありませんが、盆提灯には新仏さんがお盆に帰ってくる時に、迷わないように「ここだよ~」と灯を灯してお迎えするという意味があります。
つまり、親戚の方が盆提灯を送るのは「新仏さん」がいらっしゃる年だけなのです。
新仏さんがない年は、ご自宅にある既存の提灯を灯してご先祖様をお迎えします。
昔は、お盆になると親戚や家族でお墓参りをして、提灯に火を灯し、新仏さんやご先祖さまをお連れして自宅に戻り、お盆を一緒に楽しく過ごしたとも言われています。
今年の8月盆の期間は、8月13日(迎え火)~ 8月16日(送り火)までです。
(下記カレンダー参照)
お盆の期間が、いつからなのかおわかりいただけましたでしょうか?
古い考え方だと笑われるかもしれませんが、今私達が存在しているのは産んでくれた両親がいてくれたからこそなんですね。
もちろん、その両親にも親がいて、その前にも・・・という感じで命は受け継がれています。
今、私の記事を読んで下さっている方の中には、
両親が好きでない方もいらっしゃるかもしれません。
親戚つきあいが苦手な方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、お盆は「あちらの世界」にいらっしゃるご先祖様が、唯一、現世に帰ってこられる期間なんです。
ご先祖様の子供である、あなたが心の中で手を合わせ「おかえりなさい。いつもありがとう」と言うだけでも、とても喜ばれると思いますよ。
あなたの真心が一番大きな供養なのですから。
良いお盆をお過ごしくださいね♪
この記事が、少しでもあなたのお役に立つことを心から願っています。(*^_^*)